セコガニとは、メスのズワイガニのことです。山陰地方では、「親ガニ」と呼ばれています。
オスのズワイガニに比べサイズは小さめです。腹の部分に卵が入っていてその卵を「外子」と言います。
甲羅の中には、オレンジ色をしたカニの卵巣がありその卵巣のことを「内子」と言います。
外子はプチプチとした食感で内子は甘みのある、まろやかな味をしています。脚は細いので少し食べづらいのですが、オスのズワイガニ(松葉ガニ)にも、引けを取らない美味しさです。