「紅ズワイガニ」と「ズワイガニ」の違い

「紅ズワイガニ」と「ズワイガニ」の違い

紅ズワイガニとズワイガニは、形はよく似ていますが、生息域の異なる別のカニです。

紅ズワイガニとは

紅ズワイガニは、
普通のズワイガニの雄(松葉ガニ、越前ガニ)と見た目がとても似ていますが、
普通のズワイガニの雄よりは、殻は軟らかく水分が多く身入りが少ないのが特徴です。
茹でる前から鮮やかな紅色のため「紅ズワイガニ」や「紅ガニ」と呼ばれています。
普通のズワイガニより身入りが少ないので、その分価格もリーズナブル!
お手頃価格で、身は甘みがあり、人気のカニです。

 

茹でる前の松葉ガニは紅くない↓

 

紅ズワイガニは全体が鮮やかな紅色↓


紅ズワイガニと松葉ガニ(ズワイガニ)の生息・漁法の違い

紅ズワイガニと松葉ガニ(ズワイガニ)ですが、
生息している水深や漁法・漁期は異なります。

 

紅ズワイガニ
・生態:水深約500〜2500メートルの深海に生息。
・漁法:カニカゴ漁
・漁期:9月~6月までの間

 

ズワイガニ
・生態:水深約200〜600メートル辺りに生息。
・漁法:底曳き網漁
・漁期:オス(松葉ガニ):11月6日~3月下旬
    メス(セコガニ):11月6日~12月末
    若松葉ガニ:1月16日~2月末